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骨の髄まで私に尽くせ。考察

思わせぶりな伏線満載の「骨の髄まで私に尽くせ。」について考察してみました。

「骨の髄まで私に尽くせ。」は長堀かおるさんの処女作なのですが、そうは思えないほどの完成度。

骨の髄まで私に尽くせ。は現在コミックフェスタで公開されています。

 

骨の髄まで私に尽くせ。

↑↑「骨の髄まで」で検索。

 

「骨の髄まで私に尽くせ。」でまず目につくのが表紙です。

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この1枚にどんだけ詰め込んでんだ!?って言うくらい詰め込まれています。

まず、結婚式場を連想させるステンドグラスとヒロインのヴェール。

でも、ふたりの衣装は黒です。

少なくとも祝福される結婚式できるものではないですよね。というか葬式かよ!?

さらに良く見ると二人の首にかかっているのは縄です。しかも赤色。

色が赤なのは「運命の赤い糸」に対する皮肉ですかね・・・

なかなかきっつい1枚なのですが、本編も予想に盛れず大体こんな感じで、ヒロインがきつい一撃を繰り出してきます。

 

特に秀逸だな~と感じたのが1話ごとのサブタイトルです。

サブタイトルと内容がちょっとズレてるんです。

なのでサブタイトルを鵜呑みにして読むと、なんだかよくわからなくなります。

でも、このサブタイトルはヒロインの心の声と思って読むと、思いっきり内容と符合します。

そして話が進んでくると思うんですよ、これって最初から仕組まれてるやん(*´Д`)

少なくとも3話時点で確信犯です。

だって「引き返せる訳ない、よね?」って・・・ハメる気満々ですよ。

 

しかし、物語だけを読んでいくと、偶然昔の同級生と出会って仲良くなって、というありきたりな流れ。

もちろん各所に伏線は張られていますが。

そして、その伏線が回収されるときには悲劇が起こるという寸法です。

まあ、それでも溺れちゃうのが恋愛なんですけどね。

 

 

処女作なのに本当によくここまで練り込んだな~と言うのが正直な感想ですね。

「骨の髄まで私に尽くせ。」はヒロインの心の闇を読み解く漫画と言いきっていいと思います。

ヒロインの心の闇とそれを作ってしまった傷がなんであるのか、気になって一気読みしてしまえる漫画です。

 

骨の髄まで私に尽くせ。

↑↑「骨の髄まで」で検索。