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骨の髄まで私に尽くせ。面白すぎたのでレビューしてみる

長堀かおるさんの「骨の髄まで私に尽くせ。」が面白すぎたのでレビューしてみます。

ネタバレ注意ですのでよろしく。

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骨の髄まで私に尽くせ

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主人公は28歳サラリーマンの藤田くん。

奥さんと娘の3人暮らしです。ちなみに家持ち。何の不満もない家庭じゃん!と思ってしまいますが、藤田くんの悩みは奥さんがたくましすぎる事。

飲み会の席でも、「たくましすぎて母ちゃんって感じ」と愚痴ってます。

つまり、奥さんを女として見れなくなってたんですね。

 

そこに現れたのが藤田くんの初恋の人でもある仲村さやか。

クールな女性と言うより儚げな美人って印象です。

そして藤田くんとさやかはただの同級生と言う関係以上のものを持っていました。

実は学生のころ、さやかはイジメられており、それをかばった藤田くんもいじめに巻き込まれてしまったことがあったのです。

そこで脅されて無理やり関係を結ばされてしまいます。

たった1回だけだったようですが、さやかに与えた心と体の傷は二度と消えないものとなってしまいます。

藤田くんもそのことを気に病んでいたのですが、さやかはすぐに引っ越してしまい謝りそこなったまま・・・

 

そして10年の時を経て再開したのですから、さやかはともかく藤田くんにとっては心臓の跳ね上がる想いだったです。

で、その結果は街中でジャンピング土下座。

藤田くんやりすぎだぜ・・・

街を歩いてたらいきなりジャンピング土下座される側の心中は穏やかではないでしょう・・・

 

もっともさやかのほうもすぐに藤田くんのことが判ったようなので、お互い何かしら思うところはあったのでしょう。

 

その後も逢瀬を重ねる藤田くんとさやか。

独身のさやかはともかく、藤田くんは奥さん放っておいていいのかと突っ込みたくなってしまいますが、恋愛なんてそんなものですよね。

ずるずると関係を続ける藤田くんとさやかですが、どうやらさやかの方には明確な目的と計画があるような描写が各所で見受けられます。

恋に盲目中の藤田くんはそんなものには気づかず、遂に食ってしまいます。

 

ここで初めてさやかが本性を現すんですよね。

でも、さやかってそういうことを口では言わないのです。

男からすると言われないと判らないと言いたくなってしまいそうですが、さやかからすれば見抜けなかった藤田が悪いとなってしまいます。

「食ったなら責任もたないと、血を見るよ」ってものすごく怖いです。

後に引けなくなってしまった藤田くんはさやかのなすがままになるはず・・・だったのですが、それを叶えるにはさやかの心の闇が深すぎ・・・

 

「骨の髄まで私に尽くせ。」の面白さはさやかの心理を読み解くところにあります。

ところどころに現れているさやかの本音をいかに拾えるかで面白さが変わってきますね。

各話のサブタイトルがヒントになっているのも面白いです。

さやかのエグさと心の闇が深すぎてガリガリ削られる藤田くんは可愛そうですが・・・笑

 

無料立ち読みでもその一端が垣間見れておすすめです。

骨の髄まで私に尽くせ。

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